第6回12°終了
「感動が人を動かす」
第6回12°を企画するにあたって、軸にすえたメッセージだ。
人口300人、しかもそのうち3分の1強が65歳以上、という小さな集落「やねだん」
毎日視察が訪れるまでに成長したその活動の軌跡は、
一人ひとりの日々の働きの積み重ねだった。
朝5時から堆肥をかき混ぜる当番を、毎日何年も何年も、一日も休むことなく、
住民みんなで割り振った。
芋の苗を植えるのも、草を刈るのも、住民総がかりで働いた。
「やねだん」が凄いのは、単純で地道な作業の一つ一つを住民みんなで成し遂げたことだ。
当然、そこに達するまでの過程では反発する人はたくさんいた。
その反発する人を巻き込んできたのが、『感動』だった。
豊重さんは、戦略的にこの「人を感動させる」術を使っているのだ。
・一人ひとりの才能を引き出し、それが皆に認められる場を作り出すこと
・母の日、父の日に県外に住む子供、孫からの感謝の手紙を届けること
・小さな働きでも「ご苦労様」と声をかけること
・地域にアーティストを呼び込み、文化の楽しさ、感動を生み出すこと
時に涙ぐみ、時に声を震わせながら、情熱的に話す豊重さんの姿に、
見ているこっちまで目頭が熱くなった。
「感動が人を動かす」、でもう一人思い浮かぶのが、
やねだんが属する同じ鹿屋市出身のミュージシャン松永太郎さんだ。
沖縄で10年民謡を使ったミュージカル監督を務め、
愛知万博をはじめ全国各地100箇所以上で公演してきた経歴の持ち主。
先日、鹿児島県の高校生達やスタッフを200人近く巻き込んで、
鹿屋の歴史ミュージカル「ヒメとヒコ」を大成功させた方だ。
(ミュージカルの様子はhttp://mixi.jp/view_diary.pl?id=718634013&owner_id=277207から)
毎回12°で「鹿児島っていいとこでしょ!」って言葉で伝えるけど、
『感動で人を動かす』のテーマに沿って、鹿児島の音楽で感動して、
自然発生的に「鹿児島ってめっちゃいいところ!」と思って欲しかった。
「ヒメとヒコ」のラストシーンをDVDで数分上映。
高校生が泣きながら
「こんな機会を頂けて本当に幸せです。本当にありがとうございました」
と挨拶し、観客はスタンディングオベーションで拍手が鳴り止まない。
一回生で見たはずなのに、思い出されて涙が出てくる。
そしてトークをはさみ、絶妙な間で観客をひっぱり込んでいくライブ構成。
奄美の民謡、沖縄の民謡、そしてお決まりのはんや節、おはら節を
親しみやすいリズムで歌いあげる。思わず乗せられて手拍子してしまう。
感動しすぎてずっと泣いてた。一曲目始まって10秒くらいでもう既に泣いてた。
多分、こんな泣いてんのは私だけだったけど(笑)
「私、鹿児島に流れてきてめちゃめちゃ幸せっ!」
と心底思った。皆を感動させようと思って用意したのに、自分が一番感動させられてた気がする。
豊重さんのやねだんの活動、講演内容、話し方、を見て、
松永さんのライブ構成を見て、
「人を感動させる」には、相手をどれだけ思いやれるか、なんだと思った。
豊重さんは腰のベルトに白いタオルを差し込んでいる。
そのタオルは、道で通りすがった人達の汗をぬぐい「ご苦労様」の一声をかける為にある。
「人を思いやろう」という意志がなければ、いつ来るか分からない機会の為に毎日タオルをぶら下げることなんて出来ない。
思いやりは、意志だ。
面倒くさいとか、周囲に変に見られないかとか、そういう障害を跳ね除けて人の為に行動に移すのだから。
「優しい人は強い」と言われる理由が分かる気がした。
参加して頂いた皆様、ご協力いただいた豊重さん、松永さん、
本当にありがとうございました。
第6回12°を企画するにあたって、軸にすえたメッセージだ。
人口300人、しかもそのうち3分の1強が65歳以上、という小さな集落「やねだん」
毎日視察が訪れるまでに成長したその活動の軌跡は、
一人ひとりの日々の働きの積み重ねだった。
朝5時から堆肥をかき混ぜる当番を、毎日何年も何年も、一日も休むことなく、
住民みんなで割り振った。
芋の苗を植えるのも、草を刈るのも、住民総がかりで働いた。
「やねだん」が凄いのは、単純で地道な作業の一つ一つを住民みんなで成し遂げたことだ。
当然、そこに達するまでの過程では反発する人はたくさんいた。
その反発する人を巻き込んできたのが、『感動』だった。
豊重さんは、戦略的にこの「人を感動させる」術を使っているのだ。
・一人ひとりの才能を引き出し、それが皆に認められる場を作り出すこと
・母の日、父の日に県外に住む子供、孫からの感謝の手紙を届けること
・小さな働きでも「ご苦労様」と声をかけること
・地域にアーティストを呼び込み、文化の楽しさ、感動を生み出すこと
時に涙ぐみ、時に声を震わせながら、情熱的に話す豊重さんの姿に、
見ているこっちまで目頭が熱くなった。
「感動が人を動かす」、でもう一人思い浮かぶのが、
やねだんが属する同じ鹿屋市出身のミュージシャン松永太郎さんだ。
沖縄で10年民謡を使ったミュージカル監督を務め、
愛知万博をはじめ全国各地100箇所以上で公演してきた経歴の持ち主。
先日、鹿児島県の高校生達やスタッフを200人近く巻き込んで、
鹿屋の歴史ミュージカル「ヒメとヒコ」を大成功させた方だ。
(ミュージカルの様子はhttp://mixi.jp/view_diary.pl?id=718634013&owner_id=277207から)
毎回12°で「鹿児島っていいとこでしょ!」って言葉で伝えるけど、
『感動で人を動かす』のテーマに沿って、鹿児島の音楽で感動して、
自然発生的に「鹿児島ってめっちゃいいところ!」と思って欲しかった。
「ヒメとヒコ」のラストシーンをDVDで数分上映。
高校生が泣きながら
「こんな機会を頂けて本当に幸せです。本当にありがとうございました」
と挨拶し、観客はスタンディングオベーションで拍手が鳴り止まない。
一回生で見たはずなのに、思い出されて涙が出てくる。
そしてトークをはさみ、絶妙な間で観客をひっぱり込んでいくライブ構成。
奄美の民謡、沖縄の民謡、そしてお決まりのはんや節、おはら節を
親しみやすいリズムで歌いあげる。思わず乗せられて手拍子してしまう。
感動しすぎてずっと泣いてた。一曲目始まって10秒くらいでもう既に泣いてた。
多分、こんな泣いてんのは私だけだったけど(笑)
「私、鹿児島に流れてきてめちゃめちゃ幸せっ!」
と心底思った。皆を感動させようと思って用意したのに、自分が一番感動させられてた気がする。
豊重さんのやねだんの活動、講演内容、話し方、を見て、
松永さんのライブ構成を見て、
「人を感動させる」には、相手をどれだけ思いやれるか、なんだと思った。
豊重さんは腰のベルトに白いタオルを差し込んでいる。
そのタオルは、道で通りすがった人達の汗をぬぐい「ご苦労様」の一声をかける為にある。
「人を思いやろう」という意志がなければ、いつ来るか分からない機会の為に毎日タオルをぶら下げることなんて出来ない。
思いやりは、意志だ。
面倒くさいとか、周囲に変に見られないかとか、そういう障害を跳ね除けて人の為に行動に移すのだから。
「優しい人は強い」と言われる理由が分かる気がした。
参加して頂いた皆様、ご協力いただいた豊重さん、松永さん、
本当にありがとうございました。
by 12do | 2008-03-22 04:26 | 過去の開催履歴 | Comments(0)



















